科目名: 構造解析学特論
担当者: 水田 洋司

対象学年1年 クラス[001]
講義室 開講学期後期
曜日・時限月4 単位区分選択
授業形態一般講義 単位数2
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)マトリックス構造解析法を用いて橋梁を解析し、変形や断面力を求める方法について述べる。そして、これらの解析によって得られる橋梁の静特性について解説する。
講義内容・演習方法(講義企画)最初に、二次元問題としてのトラス・はりをマトリックス法を用いて静的に解くマトリックス構造解析法について述べ、トラス橋、桁橋、ラーメン橋の解析について解説する。次に、理解を深めるために、例題として簡単なトラス橋、はり、ラーメン橋を取り上げる。マトリックス構造解析法で得られた解と構造力学による解とを比較検討し、構造物の解析が構造力学で修得した考え方(=応力法)とは別の考え方(=変位法)でもできることを示す。同時に、橋梁のような複雑な構造物の解析には変位法が如何に便利かについて検討する。最後に、実橋梁を取り上げ、変形や断面力等の静的特性を明らかにする。
評価方法・評価基準レポート(60%)、受講状況(40%)で評価する。60点(100点満点)以上を合格とする。
履修の条件(受講上の注意)予習をする。演習問題を解く。
教科書プリント配布
参考文献阜ウ達郎 著 「構造力学(下)」 森北出版(株)
特記事項(その他)なし